「自己破産をしたら、今の生活に欠かせない車も引き上げられてしまうのか……」 これは、借金に悩む方が最も不安に思うことの一つですよね。
特に私が住む福岡のような地方では、車は単なる移動手段ではなく「生活の足」そのもの。仕事や通院に影響が出ると思うと、なかなか一歩を踏み出せないものです。
今回は、50代で自己破産を経験した私が、福岡地方裁判所での実録体験をもとに、車がどうなったのか、どうすれば残せる可能性があるのかをリアルにお話しします。
自己破産をした際、私も移動手段に困りました。それまではグループ会社の車を個人用と兼用して使っていたのですが、いろいろな事情で会社に引き上げられました。 そこで用意したのが、19万円で購入した中古の軽自動車です。
🎥 【動画で解説】自己破産と車のリアルを話しています!
ブログを読む前に、こちらの動画で全体像を掴んでおくと理解がスムーズです。私の実体験を動画で詳しく語っています。
1. 自己破産で車が「引き上げ」になる決定的な理由
自己破産の手続きが始まると、すべての車が没収されるわけではありません。しかし、真っ先に確認すべきなのは**「ローンの有無」**です。
ローンが残っている場合:所有権留保の壁
車のローンを組んでいる場合、多くは「完済するまで車の持ち主はローン会社」という契約になっています(これを所有権留保と言います)。
自己破産を弁護士に依頼し、受任通知がローン会社に届くと、彼らは「債権者」として車を回収しに来ます。これは法的に止めようがなく、基本的には引き上げられて売却され、残債の返済に充てられることになります。
ローンがなければ「資産」として評価される
すでにローンを払い終えている、あるいは最初から一括で購入している場合は、その車は「あなたの資産」となります。ここからは、その車の「時価(今の価値)」がいくらなのかが勝負になります。
2. 【自己破産体験談】処分を免れる「資産価値20万円」の壁
「自分の持ち物なら、全部没収されてしまうの?」と絶望する必要はありません。裁判所には、破産者の最低限の生活を守るためのルールがあります。

20万円以下の価値なら手元に残せる
実務上、多くの裁判所では**「時価が20万円以下の車」**であれば、わざわざ処分して債権者に配分するまでもないと判断し、そのまま保有し続けることが認められます。
- 初年度登録からかなりの年数が経過している(低年式)
- 走行距離が10万キロを超えている(多走行)
- 不人気車種や、外装に大きなダメージがある
こうした条件に当てはまる車は、査定に出しても20万円を下回ることが多く、自己破産後もあなたの「足」として活躍し続けてくれます。
法定耐用年数による判断
普通車なら6年、軽自動車なら4年を超えている場合、減価償却が進んで資産価値がゼロに近いとみなされやすくなります。まずは自分の車が中古車市場でいくらで取引されているか、相場を調べておくことが大切です。
3. 【警告】良かれと思った「名義変更」が破滅を招く
「車を失いたくない」という不安から、独断で行ってしまうと取り返しのつかないことになるNG行為があります。
家族や知人への名義変更
「自分名義だから取られるなら、今のうちに奥さんや友達の名義に変えちゃおう」……これは絶対にやってはいけません。自己破産の手続きでは、数年分の通帳や登録事項証明書(車検証の履歴)を厳しくチェックされます。
破産直前の名義変更は**「資産隠し」**とみなされます。これがバレると、借金をゼロにする「免責」が許可されないだけでなく、詐欺破産罪という罪に問われる可能性すらあります。
特定のローンだけ返済する(偏頗弁済)
「あと5万円で完済だから、これだけ払って自分のものにしてしまおう」というのもNGです。特定の業者だけに優先的に返済することは「偏頗弁済(へんぱべんさい)」と呼ばれ、裁判所から不公平な行為として指摘されます。
「車を守りたいなら、まずは正直に弁護士に話す」。 これが唯一にして最強の防衛策です。
4. 裁判官が認める「例外的に車を残せるケース」とは?
時価が20万円を超えていても、どうしても車が必要な事情があれば、**「自由財産の拡張」**という手続きで保持が認められることがあります。
- 地方住まいで、車がなければ通勤や生活が一切不可能
- 病気や障害があり、通院に車が不可欠
- 個人タクシーなど、車自体が唯一の収入源である
特に仕事に直結する場合や、代わりの手段がない切実な事情がある場合、裁判官の裁量によって「更生のために必要」と判断される道が残されています。
5. 【実体験】19万円の中古車からのスタート

私自身の話をしましょう。自己破産をした際、私も移動手段に困りました。 そこで用意したのが、19万円で購入した中古の軽自動車です。
この金額なら資産価値が低いとみなされ、没収の対象になりません。見た目やスペックよりも、まずは「生活を回すための足」を確保することを最優先にしました。
数ヶ月前にその車が故障したときも、廃車にして得た3万円とコツコツ貯めたお金を合わせ、10年落ち・10万キロ超えの軽自動車を再び手に入れました。今はこれで十分です。燃費もいいし、税金も安い。等身大の生活が、今のおじさんには心地いいんです。
💡 自己破産をしたおじさんの知恵袋:その1
Q:車を残せても、維持費(税金や車検)が払えるか不安です…
A:あえて「軽自動車」へ乗り換えるのも、立派な戦略です! かつての私は、ランクル80やサーフといった維持費のかかる四駆を乗り回していました。でも破産後は、19万円の中古のミラに。 実際に乗り換えて驚いたのは、固定費の圧倒的な軽さです。軽自動車税は安いし、燃費もいい。タイヤ代などの消耗品も四駆の数分の一で済みます。 無理して高い車を維持するより、今は「確実に動く安い足」を手に入れ、浮いたお金を生活の立て直しや将来の貯蓄に回す。これが、にっこり笑える未来への最短ルートですよ。
でも、夢は捨てていません
かつて私は、ランクル80やサーフなど、ゴツい四駆を乗り回していました。 今の目標は、完全復活のタイミングで**「トヨタ ランドクルーザー プラド」**を手に入れることです。
「自己破産したのに何を言ってるんだ」と思われるかもしれません。でも、どん底まで落ちたからこそ、高い目標を持つことが這い上がるエネルギーになります。3年後、黒のプラドでリベンジを果たす。そのために、今は一歩ずつ、目の前の仕事を積み重ねています。
💡 自己破産をしたおじさんの知恵袋:その2
Q:自己破産したら、もう二度とローンで車は買えませんか?
A:一生ダメなわけではありません。今は「現金で買う力」を蓄える時期です! 自己破産をすると、5年〜7年程度は信用情報に記録が残る(いわゆるブラックリスト)ため、確かにローンは通りにくくなります。 でも、絶望することはありません。逆に言えば、その期間は**「借金ができない=強制的に現金主義になれる」**という修行の期間。 私は今、バイトを掛け持ちしながら「3年後に黒のプラドを現金、もしくは審査の通る状態で手に入れる」という目標を持っています。一度どん底を見た人間は強いです。正しい知識を持ってコツコツ貯めれば、また憧れの車に乗れる日は必ず来ますよ!
6. まとめ:孤独に悩まず、一歩踏み出そう
自己破産はすべてを失う「終わり」ではなく、無理な負担をリセットして「再スタート」を切るための前向きな仕組みです。
- ローンなし・20万円以下の車なら残せる可能性大
- 独断での名義変更や返済は絶対にしない
- まずは等身大の足で生活を立て直す
借金に追われる日々は、心がどんどん削られていきます。でも、勇気を出して相談すれば、道は必ず開けます。
この記事のコメント欄でも構いません。今の悩みや不安を吐き出してみてください。言葉にするだけで、自分の状況を客観的に見られるようになりますよ。
にっこり笑える未来のために、一緒に頑張っていきましょう!
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